こんにちは、マーガレットです。
世界遺産を10のテーマで区切って紹介している世界遺産ブログ、
今回のテーマは「イスラム世界」よ。
イスラム教は皆さんも知っているわよね?
キリスト教、仏教とともに世界三大宗教のうちのひとつで、
世界中に11〜13億人の信者がいると言われているわ。
イスラム教の教祖はムハンマドという人物で、西暦610年頃、
アラビア半島のサウジアラビア、「メッカ(マッカ)州」で
唯一神アッラーの啓示を受けてイスラム教をはじめたの。
アラビア半島からイスラム教はアフリカ大陸のチュニジアに広がっていったわ。
チュニジアにある「チュニスの旧市街」や「スースの旧市街」は、
初期のイスラム文明を色濃く残した世界遺産よ。
それからムハンマドはエジプトを征服し、首都カイロに一大イスラム都市を築いたの。
それが「カイロの歴史地区」よ。
イスラム教は、仏教やキリスト教と違って偶像崇拝がないので、
特徴的なものといえば、「モスク」があげられるわね。
モスクはいわゆる「礼拝堂」のことで、アラビア語では「ひざまずく場所」という意味よ。
中央にある球状の屋根を持つ建物に、「ミナレット」と呼ばれる尖塔が建っているのがモスクの特徴ね。
カイロにある「雪花石膏(アラバスター)のモスク」と呼ばれている
「ムハンマド・アリー・モスク」はとても美しいモスクよ。

さらにトルコのイスタンブルを首都としたオスマン帝国の発展によってイスラム教は広がり、
モロッコやマリ、ウズベキスタンやロシアにまで及んだわ。
イスラム教が広がった理由のひとつには、イスラム教徒の商人たちが
盛んに貿易を行ったことも理由にあげられるの。
交易の通路として「シルクロード」が使われたから、
シルクロードの数々の主要都市にもイスラム文化の名残りがたくさんあるわ。
ウズベキスタンには「文化交差路サマルカンド」という古都があって、
ここは中央アジアの最古の都市で、ティムール帝国の首都として栄えたの。
「サマル」は「人々が出会う」、「カンド」は「街」という言葉通り、
シルクロードの人々が交流する、重要な街だったの。
16世紀には衰退してしまったけど、今なおサマルカンド・ブルーと
呼ばれる美しい青色の建造物が残っているわ。

その他にもトルクメニスタンの「国立歴史文化公園古代メルヴ」や
ウズベキスタンの「ブハラの歴史地区」などもあるわ。
| 2008年11月09日 02:21
| 世界遺産博士になろう!
| コメント&トラックバック(0)
こんにちは、マーガレットです。
さて、今回の世界遺産のテーマは「ヨーロッパ近代」よ。
このテーマの世界遺産は、ヨーロッパの絶対王政の時代に関連する建築物なの。
絶対王政の時代っていうのは、国王が絶大な権力をもっていた時代。
代表的なのはフランスのブルボン王朝ね。
そのブルボン王朝の最大の権力者、太陽王ことルイ14世が1682年に作ったのが「ヴェルサイユ宮殿」よ。

この宮殿はバロック様式の壮大な宮殿で、約700もの部屋があるの。
その中でも「鏡の間」という部屋は 1919年の第一次世界大戦講和条約調印に使われた、
歴史的な意義を持つ部屋なのよ。
ちなみに、この宮殿は世界遺産の中でも、年間に訪れる観光客が世界一なんですって。
フランスのヴェルサイユ宮殿に影響されて作られたのが、オーストリアの「シェーンブルン宮殿」よ。

こちらは、ハプスブルク王朝の女帝、マリア・テレジアが完成させたロココ様式の宮殿。
この宮殿には部屋が1,441室もあって、両翼の端から端まで180mもあるの。
そして、世界最古の動物園まであるのよ。宮殿に動物園なんて、すごいわよね。
ちなみに、女帝マリア・テレジアの娘は、フランスに嫁いで、
ブルボン王朝の最後の王妃となったマリー・アントワネットよ。
他にも、ヨーロッパにはヴェルサイユ宮殿と比較される宮殿が数多くあって、
イタリアはピエモンテにある「ヴェリナ城」やドイツの「サンスーシ宮殿」などが有名ね。

サンスーシ宮殿はフレードリヒ2世が建設した夏の離宮で
ドイツ・ロココ様式の宮殿として建築史上に名を残しているわ。
宮殿の青い屋根と、黄色い壁が素敵な宮殿ね。
そして、忘れてはだめなのが、われらがイギリスはロンドンの
「ウェストミンスター宮殿、ウエストミンスター・アビー、セント・マーガレット聖堂」ね。
ドミター・レオ、第一巻の舞台よ。

ウェストミンスター宮殿は、現在イギリスの国会議事堂として使われている
新ゴシック様式の代表的建築物。
1529年の大火が発生するまでウェストミンスターは王の宮殿として機能していたわ。
その後さらに、1834年10月16日に発生した火災によって宮殿の大半は焼失したの。
それで再建するときに、ゴシック様式と古典様式の
いずれかのデザインにするかが議論されたのだけれど、
ゴシック様式がキリスト教に基づいており好ましいとされ、新ゴシック様式で再建されたのよ。
ウェストミンスター宮殿には、時計塔(Clock Tower)「ビッグ・ベン」が併設されているわ。

時計塔の高さは95m、鐘の直径は9フィート、重さは13.5トン。
鐘は15分ごとに鳴るの。詳しくはドミター・レオ、第一巻の巻末にある
「世界遺産ノート」を読んでね!
あ、おまけの豆知識!
ビッグ・ベンというこの名前。これは工事責任者で国会議員のベンジャミン・ホール卿の
名にちなんで命名されたという説が一般的なのよ。
| 2008年11月02日 03:26
| 世界遺産博士になろう!
| コメント&トラックバック(0)