テーマ⑥アメリカ大陸先住民文化
こんにちは、マーガレットです。
今回の世界遺産ブログは、「アメリカ大陸先住民文化」がテーマよ!
このテーマには、人気の世界遺産がたくさんあるわ。皆さんも知っている世界遺産があるんじゃないかしら?
さて、アメリカ大陸を発見したのは、誰だか知っているわよね?
大航海時代、スペイン人の航海者、クリストファー・コロンブスが1492年〜1502年の間に
アメリカ大陸に到達したと言われているわ。
その発見以前にアメリカ大陸で発展していた先住民文化といえば、
メキシコのマヤ文明やアステカ文明、ペルーのアンデス文明とナスカ文化などが有名ね。
最初に紹介するのは、世界遺産で、一位二位を争う人気の「マチュ・ピチュ」よ!

この壮観な景色、すごいわよね〜!
マチュ・ピチュはペルー南部のアンデス山頂上部にある、インカ帝国の都市遺跡なのよ。
発見したのはハイラム・ビンガムという歴史家で、かの「インディ・ジョーンズ」のモデルになった人物。
1911年にこの地域のインカ帝国の痕跡を探索中に発見したの。
なにしろ標高2,057mの尾根にある遺跡だから、下からはその存在はわからなかったのね。
インカ帝国というのは、アンデス文明最後の国家。アンデス文明自体は文字をもたない文明だったので、
紐や縄の結び目で情報をキープするという手段があった以外、解読できる記録がないの。
でも、この遺跡の保存状態はとても良くて、住居跡や神殿、大広場、段々畑、墓地などが
そのまま残っているから、インカ帝国がどんな国だったかを知るのにはかなり重要な遺跡なのよ。
どうやらこの都市は、普通の都市ではなくて、王族や貴族のための避暑地や、
田舎の別荘のためのものだったらしいわ。だからマチュ・ピチュの最大の人口は750人ほどだったそうよ。
「インティワタナ」と呼ばれる花崗岩でできた石柱は、
マチュ・ピチュの最も高い場所にあって、影が正確に夏至と冬至を表す石なの。
この石によって、インカ帝国の人々は太陽の運行を観測していたに違いないわね!
ペルーといえば、もうひとつ有名なのが「ナスカとファーナ平原の地上絵」ね!

これは皆さんもよく知っているんじゃないかしら。
450平方kmに及ぶ範囲に約70種類の動物の絵、700個以上の模様が地上に描かれているの。
では、この地上絵がどうやって描かれたかは知っているかしら?
ナスカとファーナの乾燥した土地は、表層が酸化して暗赤褐色の色をしているの。
その表層の部分を、幅1m〜2m、深さ20〜30cm程度取り除くと、深層の酸化していない
明るい色の岩石がでてくるわ。そうやって、地面に溝を掘ることで、地上絵を描いているのよ。
大きさは、96mのハチドリ、135mのコンドル、285mのペリカンなどもあって、
最大の地上絵にいたっては、全長50kmにも及ぶ巨大で正確な矢印が描かれているのよ!
これは成層圏はおろか、上空900kmからでないと形がわからないんですって。
何故、こんな巨大な地上絵が描かれたのか、その目的は、いまだに謎よ。
不思議よねぇ・・・。
さて、次はメキシコよ。
「テオティワカンの古代都市」は、メキシコ中央平原に残るテオティワカン文明の巨大な宗教都市遺跡。

特筆すべきは階段式の「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」、「ケツアルコアトルのピラミッド」という
三つの巨大なピラミッドがあること。それらのピラミッドを結ぶのは「死者の大通り」と呼ばれる長さ5Kmの道。
テオティワカンというのは、「神々が集う場所」という意味で、これは後世のアステカ人が命名した名前よ。
この文明も文字資料がほとんどなくて、謎が多いの。
ちなみに、ケツアルコアトルという、ややこしい名前の正体は羽毛を持った蛇の神様の名前。
トルテカ族の神様で、人類に知恵と火を授けたという伝説があるわ。
最後はマヤ文明の遺跡を紹介するわね。
マヤ文明はメキシコ東部やユカタン半島、グアテマラ北部などのマヤ地域と呼ばれる場所で栄えた文明よ。
メキシコの「チチェン・イツァの古代都市」には、「ククルカンのピラミッド」があるわ。

クルルカンというのは、さきほどのテオティワカン文明の神様、ケツアルコアトルと同じなの。
マヤ語では、ケツアルコアトルをククルカンと呼ぶのよ。
グアテマラには「ティカル国立公園」は100平方kmもあるマヤ文明最大の都市遺跡があるわ。

ここにある3000にも及ぶ建造物には、高度な天文学知識や、建築技術が用いられているわ。
マヤ文明は4万種もある文字を使っていたり、火星や金星の軌道も計算してきわめて
正確な暦を使っていたりして、高度な文明社会であった一方、生贄の儀式なども盛んで、
神に生贄の心臓を捧げたりしていたそうよ。
ちょ、ちょっと怖いわね・・・。
串間美千恵(クシマ ミチエ/みっちー)- デザイン会社等を経て、1996年テレビ朝日系列株式会社エル・エス・ディーに入社。 3DCGアートディレクターとして、番組などの CG、キャラクターデザインや制作を手がける。2001年に独立、dicro animation studio チームを結成。数々の映画やTV、CMの仕事に携わる。現在オリジナルコンテンツの開発と運営、Webデザイン、映像制作等を行う株式会社dicro代表。2004年、日本エンジェル大賞受賞。 2007年、同受賞作「魔法昆虫使いドミター・レオ」で児童書作家としてもデビューを果たす。








