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テーマ⑤東南アジアと東アジア

こちらはドミター・レオシリーズの原作者、串間美千恵様ことみっちー様のブログコーナーでございます。ここでは、わたくしとみっちー様がいろいろとお話して、日記をつづっていきます!(ウッドリィ)

   

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2008年11月16日

テーマ⑤東南アジアと東アジア

こんにちは、マーガレットです。
さぁ、今回もいつものように世界遺産のテーマについて語るわよ!
世界遺産テーマもようやく半分の5番目、「東南アジアと東アジア」よ。

このテーマの範囲は、中国、朝鮮半島と、インドネシアやタイ、カンボジアやベトナムなどの
東南アジアで、有名な世界遺産も多いの。今回はてんこもりだから、長くなるわよ〜〜!

まずは中国。中国といえば、なんと言っても「万里の長城」よね!

「月から見える唯一の地上の建造物」と言われる総延長は6,352kmに及ぶ、世界最長の世界遺産よ。
北方民族の襲来を防ぐために紀元前700年頃から個別に建設がはじまり、紀元前221年に
秦の「始皇帝」がそれらの城壁を連結したのよ。

その始皇帝関連の世界遺産では「始皇帝陵と兵馬俑坑」が有名よ。
え、「始皇帝陵と兵馬俑坑」なんて知らない?じゃあ、画像を見て。

始皇帝のお墓である始皇帝陵には、戦車が100余台、陶馬が600体、
武士俑は成人男性の等身大で8000体というものすごい数の像があるの。壮観でしょ?

さて、中国の宗教関連の遺跡だけれど、中国=仏教という感じだけれど、
中国には紀元前から「儒教」が広まっていて、それと同時に
民族宗教としての「道教」もあったのよ。始皇帝が道教の儀式「封禅」を行った
泰山」という世界遺産は、自然の景観と古代宗教建築が融合した
複合遺産として登録されているわ。

仏教でいうと、他にもあるわ。
映画「敦煌」の舞台にもなった「敦煌の莫高窟」。
ここはシルクロードのオアシス都市のひとつで、「莫高窟」という
世界最大規模の仏教石窟寺院があるのよ。この寺院の壁画にはインドやヘレニズムの影響が見られるの。
ヘレニズムは、前のテーマで説明したものよ。覚えているかしら?

あとは、チベット自治区にある「神の地」を意味する「ラサのポタラ宮歴史地区群」も世界遺産。

ポタラ宮はチベット仏教の最高指導者である「ダライ・ラマ」の冬の居城や、
政治・宗教の儀式の場や、芸術作品を収納する場所などがあって、
チベット仏教の宗教と文化と政治の集大成の場所なのよ。

東南アジアにも仏教の遺跡はたくさんあるわ。
インドネシアのジャワ島には、世界最大規模の仏教遺跡である
ボロブドゥールの仏教寺院群」があるわ。

これは8世紀にジャワ島に栄えたシャイレンドラ王朝が建造したの。
この寺院は9層のピラミッド状になっていて、頂上に巨大な釣鐘状の「ストゥーパ」が置かれているの。
ちなみにストゥーパとは、いわゆるお墓のことなんだけど、
日本では「卒塔婆(そとば)」と言われていて、仏教の塔の意味にもなっているのよ。

で、そのシャイレンドラ王朝から独立したのが、古代カンボジアのアンコール王朝。
カンボジアには「アンコールの遺跡群」があるわ。その中でも最も有名なのが、
アンコール・ワット」と呼ばれる寺院。この名前は聞いたことあるわよね?

アンコール王朝はヒンドゥー教や大乗仏教の混じった宗教が信仰されていたので、
「アンコール・ワット」にはヒンドゥー教のビシュヌ神を祀っていたり、
近くの「アンコール・トム」には仏教の観世音菩薩があったりしているわ。

アンコール王朝を築いたクメール人から独立したのは、タイのタイ族。
タイ族はスコータイに王朝を築き(「スコータイと周辺の歴史地区」、その後、
アユタヤに王朝を築いたの(「アユタヤと周辺の歴史地区」)。

こうやって見ると、さまざまな民族間で同じ宗教が受け継がれていって、
どのように分離していったかが、わかるわよね!

kushima串間美千恵(クシマ ミチエ/みっちー)
デザイン会社等を経て、1996年テレビ朝日系列株式会社エル・エス・ディーに入社。 3DCGアートディレクターとして、番組などの CG、キャラクターデザインや制作を手がける。2001年に独立、dicro animation studio チームを結成。数々の映画やTV、CMの仕事に携わる。現在オリジナルコンテンツの開発と運営、Webデザイン、映像制作等を行う株式会社dicro代表。2004年、日本エンジェル大賞受賞。 2007年、同受賞作「魔法昆虫使いドミター・レオ」で児童書作家としてもデビューを果たす。

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