テーマ③ヨーロッパ近代
こんにちは、マーガレットです。
さて、今回の世界遺産のテーマは「ヨーロッパ近代」よ。
このテーマの世界遺産は、ヨーロッパの絶対王政の時代に関連する建築物なの。
絶対王政の時代っていうのは、国王が絶大な権力をもっていた時代。
代表的なのはフランスのブルボン王朝ね。
そのブルボン王朝の最大の権力者、太陽王ことルイ14世が1682年に作ったのが「ヴェルサイユ宮殿」よ。

この宮殿はバロック様式の壮大な宮殿で、約700もの部屋があるの。
その中でも「鏡の間」という部屋は 1919年の第一次世界大戦講和条約調印に使われた、
歴史的な意義を持つ部屋なのよ。
ちなみに、この宮殿は世界遺産の中でも、年間に訪れる観光客が世界一なんですって。
フランスのヴェルサイユ宮殿に影響されて作られたのが、オーストリアの「シェーンブルン宮殿」よ。

こちらは、ハプスブルク王朝の女帝、マリア・テレジアが完成させたロココ様式の宮殿。
この宮殿には部屋が1,441室もあって、両翼の端から端まで180mもあるの。
そして、世界最古の動物園まであるのよ。宮殿に動物園なんて、すごいわよね。
ちなみに、女帝マリア・テレジアの娘は、フランスに嫁いで、
ブルボン王朝の最後の王妃となったマリー・アントワネットよ。
他にも、ヨーロッパにはヴェルサイユ宮殿と比較される宮殿が数多くあって、
イタリアはピエモンテにある「ヴェリナ城」やドイツの「サンスーシ宮殿」などが有名ね。

サンスーシ宮殿はフレードリヒ2世が建設した夏の離宮で
ドイツ・ロココ様式の宮殿として建築史上に名を残しているわ。
宮殿の青い屋根と、黄色い壁が素敵な宮殿ね。
そして、忘れてはだめなのが、われらがイギリスはロンドンの
「ウェストミンスター宮殿、ウエストミンスター・アビー、セント・マーガレット聖堂」ね。
ドミター・レオ、第一巻の舞台よ。

ウェストミンスター宮殿は、現在イギリスの国会議事堂として使われている
新ゴシック様式の代表的建築物。
1529年の大火が発生するまでウェストミンスターは王の宮殿として機能していたわ。
その後さらに、1834年10月16日に発生した火災によって宮殿の大半は焼失したの。
それで再建するときに、ゴシック様式と古典様式の
いずれかのデザインにするかが議論されたのだけれど、
ゴシック様式がキリスト教に基づいており好ましいとされ、新ゴシック様式で再建されたのよ。
ウェストミンスター宮殿には、時計塔(Clock Tower)「ビッグ・ベン」が併設されているわ。

時計塔の高さは95m、鐘の直径は9フィート、重さは13.5トン。
鐘は15分ごとに鳴るの。詳しくはドミター・レオ、第一巻の巻末にある
「世界遺産ノート」を読んでね!
あ、おまけの豆知識!
ビッグ・ベンというこの名前。これは工事責任者で国会議員のベンジャミン・ホール卿の
名にちなんで命名されたという説が一般的なのよ。
串間美千恵(クシマ ミチエ/みっちー)- デザイン会社等を経て、1996年テレビ朝日系列株式会社エル・エス・ディーに入社。 3DCGアートディレクターとして、番組などの CG、キャラクターデザインや制作を手がける。2001年に独立、dicro animation studio チームを結成。数々の映画やTV、CMの仕事に携わる。現在オリジナルコンテンツの開発と運営、Webデザイン、映像制作等を行う株式会社dicro代表。2004年、日本エンジェル大賞受賞。 2007年、同受賞作「魔法昆虫使いドミター・レオ」で児童書作家としてもデビューを果たす。








