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ドミ・レオブログ

こちらはドミター・レオシリーズの原作者、串間美千恵様ことみっちー様のブログコーナーでございます。ここでは、わたくしとみっちー様がいろいろとお話して、日記をつづっていきます!(ウッドリィ)

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映画と世界遺産~インディ・ジョーンズ「クリスタル・スカルの王国」

こんにちは。マーガレットです。
今年公開になった、遺跡探検アクション映画、インディ・ジョーンズ「クリスタル・スカルの王国」は観たかしら?

なんといっても前回の作品は19年前だから、ドミター・レオの読者のみんなのママやパパの方がなじみがあるかも知れないわね・・・
この間、ブログで「映画と世界遺産」でもこのインディ・ジョーンズシリーズを紹介したけど、ホント色々な世界遺産をめぐるお話なのよ。

最新作「クリスタル・スカルの王国」はマヤ文明で本当にある「水晶ドクロ」伝説を元にしたストーリー。
マヤ文明はちょうど前回のブロググアテマラ「ティカル国立公園」 を紹介しているわね。

本当に、「13の水晶のドクロが集まった時、ドクロが共鳴して何かが起こり、世界の謎は解き明かされ、人類はその目的を知り、新しい歴史が切り拓かれる」という伝説があるらしいわ。

この伝説をめぐって、世界遺産が登場します。

まずはペルーの世界遺産ペルーの「ナスカとフマナ平原の地上絵」(写真だけだけど・・・)、
アルゼンチン、ブラジルの「イグアス国立公園」の滝。

そしてこれだというわけじゃないけど、グアテマラ「ティカル国立公園」に似た場所もでてくるわ。

ちなみに紀元後300年以前から1524年にスペイン人に滅ぼされるまで続いたマヤ文明。モンテ・アルバン、コパン、ウシュマル、チチェン・イッツァ、パレンケ、ホヤ・デ・セレン、キリグア・・・世界遺産の中で10以上あるのよ。
今も尚謎につつまれる文明には興味がわくわね!

動画でも紹介しますね。

テーマ⑥アメリカ大陸先住民文化

こんにちは、マーガレットです。
今回の世界遺産ブログは、「アメリカ大陸先住民文化」がテーマよ!

このテーマには、人気の世界遺産がたくさんあるわ。皆さんも知っている世界遺産があるんじゃないかしら?

さて、アメリカ大陸を発見したのは、誰だか知っているわよね?
大航海時代、スペイン人の航海者、クリストファー・コロンブスが1492年〜1502年の間に
アメリカ大陸に到達したと言われているわ。
その発見以前にアメリカ大陸で発展していた先住民文化といえば、
メキシコのマヤ文明やアステカ文明、ペルーのアンデス文明とナスカ文化などが有名ね。

最初に紹介するのは、世界遺産で、一位二位を争う人気の「マチュ・ピチュ」よ!

この壮観な景色、すごいわよね〜!
マチュ・ピチュはペルー南部のアンデス山頂上部にある、インカ帝国の都市遺跡なのよ。
発見したのはハイラム・ビンガムという歴史家で、かの「インディ・ジョーンズ」のモデルになった人物。
1911年にこの地域のインカ帝国の痕跡を探索中に発見したの。
なにしろ標高2,057mの尾根にある遺跡だから、下からはその存在はわからなかったのね。

インカ帝国というのは、アンデス文明最後の国家。アンデス文明自体は文字をもたない文明だったので、
紐や縄の結び目で情報をキープするという手段があった以外、解読できる記録がないの。
でも、この遺跡の保存状態はとても良くて、住居跡や神殿、大広場、段々畑、墓地などが
そのまま残っているから、インカ帝国がどんな国だったかを知るのにはかなり重要な遺跡なのよ。
どうやらこの都市は、普通の都市ではなくて、王族や貴族のための避暑地や、
田舎の別荘のためのものだったらしいわ。だからマチュ・ピチュの最大の人口は750人ほどだったそうよ。
インティワタナ」と呼ばれる花崗岩でできた石柱は、
マチュ・ピチュの最も高い場所にあって、影が正確に夏至と冬至を表す石なの。
この石によって、インカ帝国の人々は太陽の運行を観測していたに違いないわね!

ペルーといえば、もうひとつ有名なのが「ナスカとファーナ平原の地上絵」ね!

これは皆さんもよく知っているんじゃないかしら。
450平方kmに及ぶ範囲に約70種類の動物の絵、700個以上の模様が地上に描かれているの。
では、この地上絵がどうやって描かれたかは知っているかしら?
ナスカとファーナの乾燥した土地は、表層が酸化して暗赤褐色の色をしているの。
その表層の部分を、幅1m〜2m、深さ20〜30cm程度取り除くと、深層の酸化していない
明るい色の岩石がでてくるわ。そうやって、地面に溝を掘ることで、地上絵を描いているのよ。

大きさは、96mのハチドリ、135mのコンドル、285mのペリカンなどもあって、
最大の地上絵にいたっては、全長50kmにも及ぶ巨大で正確な矢印が描かれているのよ!
これは成層圏はおろか、上空900kmからでないと形がわからないんですって。
何故、こんな巨大な地上絵が描かれたのか、その目的は、いまだに謎よ。
不思議よねぇ・・・。

さて、次はメキシコよ。
テオティワカンの古代都市」は、メキシコ中央平原に残るテオティワカン文明の巨大な宗教都市遺跡。

特筆すべきは階段式の「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」、「ケツアルコアトルのピラミッド」という
三つの巨大なピラミッドがあること。それらのピラミッドを結ぶのは「死者の大通り」と呼ばれる長さ5Kmの道。
テオティワカンというのは、「神々が集う場所」という意味で、これは後世のアステカ人が命名した名前よ。
この文明も文字資料がほとんどなくて、謎が多いの。
ちなみに、ケツアルコアトルという、ややこしい名前の正体は羽毛を持った蛇の神様の名前。
トルテカ族の神様で、人類に知恵と火を授けたという伝説があるわ。

最後はマヤ文明の遺跡を紹介するわね。
マヤ文明はメキシコ東部やユカタン半島、グアテマラ北部などのマヤ地域と呼ばれる場所で栄えた文明よ。

メキシコの「チチェン・イツァの古代都市」には、「ククルカンのピラミッド」があるわ。

クルルカンというのは、さきほどのテオティワカン文明の神様、ケツアルコアトルと同じなの。
マヤ語では、ケツアルコアトルをククルカンと呼ぶのよ。

グアテマラには「ティカル国立公園」は100平方kmもあるマヤ文明最大の都市遺跡があるわ。

ここにある3000にも及ぶ建造物には、高度な天文学知識や、建築技術が用いられているわ。
マヤ文明は4万種もある文字を使っていたり、火星や金星の軌道も計算してきわめて
正確な暦を使っていたりして、高度な文明社会であった一方、生贄の儀式なども盛んで、
神に生贄の心臓を捧げたりしていたそうよ。

ちょ、ちょっと怖いわね・・・。

テーマ⑤東南アジアと東アジア

こんにちは、マーガレットです。
さぁ、今回もいつものように世界遺産のテーマについて語るわよ!
世界遺産テーマもようやく半分の5番目、「東南アジアと東アジア」よ。

このテーマの範囲は、中国、朝鮮半島と、インドネシアやタイ、カンボジアやベトナムなどの
東南アジアで、有名な世界遺産も多いの。今回はてんこもりだから、長くなるわよ〜〜!

まずは中国。中国といえば、なんと言っても「万里の長城」よね!

「月から見える唯一の地上の建造物」と言われる総延長は6,352kmに及ぶ、世界最長の世界遺産よ。
北方民族の襲来を防ぐために紀元前700年頃から個別に建設がはじまり、紀元前221年に
秦の「始皇帝」がそれらの城壁を連結したのよ。

その始皇帝関連の世界遺産では「始皇帝陵と兵馬俑坑」が有名よ。
え、「始皇帝陵と兵馬俑坑」なんて知らない?じゃあ、画像を見て。

始皇帝のお墓である始皇帝陵には、戦車が100余台、陶馬が600体、
武士俑は成人男性の等身大で8000体というものすごい数の像があるの。壮観でしょ?

さて、中国の宗教関連の遺跡だけれど、中国=仏教という感じだけれど、
中国には紀元前から「儒教」が広まっていて、それと同時に
民族宗教としての「道教」もあったのよ。始皇帝が道教の儀式「封禅」を行った
泰山」という世界遺産は、自然の景観と古代宗教建築が融合した
複合遺産として登録されているわ。

仏教でいうと、他にもあるわ。
映画「敦煌」の舞台にもなった「敦煌の莫高窟」。
ここはシルクロードのオアシス都市のひとつで、「莫高窟」という
世界最大規模の仏教石窟寺院があるのよ。この寺院の壁画にはインドやヘレニズムの影響が見られるの。
ヘレニズムは、前のテーマで説明したものよ。覚えているかしら?

あとは、チベット自治区にある「神の地」を意味する「ラサのポタラ宮歴史地区群」も世界遺産。

ポタラ宮はチベット仏教の最高指導者である「ダライ・ラマ」の冬の居城や、
政治・宗教の儀式の場や、芸術作品を収納する場所などがあって、
チベット仏教の宗教と文化と政治の集大成の場所なのよ。

東南アジアにも仏教の遺跡はたくさんあるわ。
インドネシアのジャワ島には、世界最大規模の仏教遺跡である
ボロブドゥールの仏教寺院群」があるわ。

これは8世紀にジャワ島に栄えたシャイレンドラ王朝が建造したの。
この寺院は9層のピラミッド状になっていて、頂上に巨大な釣鐘状の「ストゥーパ」が置かれているの。
ちなみにストゥーパとは、いわゆるお墓のことなんだけど、
日本では「卒塔婆(そとば)」と言われていて、仏教の塔の意味にもなっているのよ。

で、そのシャイレンドラ王朝から独立したのが、古代カンボジアのアンコール王朝。
カンボジアには「アンコールの遺跡群」があるわ。その中でも最も有名なのが、
アンコール・ワット」と呼ばれる寺院。この名前は聞いたことあるわよね?

アンコール王朝はヒンドゥー教や大乗仏教の混じった宗教が信仰されていたので、
「アンコール・ワット」にはヒンドゥー教のビシュヌ神を祀っていたり、
近くの「アンコール・トム」には仏教の観世音菩薩があったりしているわ。

アンコール王朝を築いたクメール人から独立したのは、タイのタイ族。
タイ族はスコータイに王朝を築き(「スコータイと周辺の歴史地区」、その後、
アユタヤに王朝を築いたの(「アユタヤと周辺の歴史地区」)。

こうやって見ると、さまざまな民族間で同じ宗教が受け継がれていって、
どのように分離していったかが、わかるわよね!

kushima
串間美千恵(クシマ ミチエ/みっちー)
デザイン会社等を経て、1996年テレビ朝日系列株式会社エル・エス・ディーに入社。 3DCGアートディレクターとして、番組などの CG、キャラクターデザインや制作を手がける。2001年に独立、dicro animation studio チームを結成。数々の映画やTV、CMの仕事に携わる。現在オリジナルコンテンツの開発と運営、Webデザイン、映像制作等を行う株式会社dicro代表。2004年、日本エンジェル大賞受賞。 2007年、同受賞作「魔法昆虫使いドミター・レオ」で児童書作家としてもデビューを果たす。

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